2016年3月24日木曜日

中国語を海外でグループレッスンで学ぶのは良くない

さて、また台湾での語学学習の話題を書きます。僕は2015年頭に台湾の師範大学で中国語を3ヶ月学んだのですが、それはいまいち良くなかったんですよね。前回の記事では、台北生活に馴染めなかった話を書いたのですが、今日は学校の話を書きます。

國立台灣師範大學の國語教學中心という語学学校は、外国語としての中国語の教育機関としては世界でも最も有名な学校の一つだと思います。日本人や韓国人だけでなく、世界中から多くの学生が学びに来ています。

ただ、その世界中の学生が来ているという点がクセモノなんですよね。

中国語には漢字というものがあるので、日本人と西洋人では学習速度が何倍も違うわけです。

私のとった初級クラスには、西洋人2名と韓国人4名と日本人2名がいたのですが、授業のペースに対して、西洋人は「あまりにも難しすぎてついていけない!」といい、僕からするとペースが遅くてなかなか先へ進まないという感じでした。

ようするに西洋人と日本人をミックスさせたクラスだと、どうしても授業の難易度が中途半端になってしまい、どちらにとってもペースが合わないという事態になってしまうんですよね。(韓国人からすると難しいけどついていけるという感じでちょうどよさそうでしたけど)

また日本人からすると、簡単な漢字の練習をさせられても完全に無意味なわけです。100%無駄な時間が発生してしまうというのは痛いところです。

というわけなので、もし海外で中国語を学ぶなら、絶対に各国混成グループレッスンはお勧めしないというお話でした。プライベートレッスンをとるか、日本人だけのクラスをとりましょう…。